• 2024年6月15日
  • 2024年6月9日

小児治療で大切なことは?【小児治療のやり方、子供が虫歯になりやすい原因、放置するとどうなるか】

ブログを拝見していただきありがとうございます。今回のテーマは【小児治療】に関してです。当院にも多くのお子様と保護者様がいらっしゃいます。歯が痛い、歯茎が腫れた、歯並びを治したいなどお悩みは様々です。では、当院では小児治療を行う際にどのようなことに心がけているかご説明致します。お子様をお持ちの保護者様は是非ご覧いただければと思います。

【小児治療で重要なこと】

まず、小児治療で1番重要になってくる事として、お子様に歯医者は怖いところじゃないんだと思ってもらうことです。

お子様を怖がらせないようにその子にあった呼びかけや話をしてあげて、リラックスした状態で歯科治療に対する「不安」や「恐怖心」を和らげてあげるようにスタッフ一同心掛けております。

成人の歯科治療と異なり、子供の場合は発育段階に合わせた治療やお薬を処方する必要があります。保護者様とお子様にあった方法で治療計画を立てていくことを大事にしています。

【子供はどうして虫歯になるのか】

産まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。
ではなぜ虫歯になってしまうのでしょうか?

離乳食を子供に食べさせるときに、お母さんが一度口をつけたものを子供に食べさせることがよくありますが、その時に、お母さんの歯が虫歯になっていると、虫歯の菌が子供へ移ってしまうのです。(お箸、スプーン、フォークについた唾液だけでも移ります。)

乳歯の虫歯は永久歯よりも進行が早く進みます。それはなぜか。

①永久歯よりエナメル質が脆弱であること

乳歯は永久歯と比較し、エナメル質や歯の厚みが薄いことが挙げられます。そのため、虫歯菌が容易に歯を壊し、中に侵入していくことが出来ます。また、フッ素を塗布することで強い歯にすることが出来ますので、おすすめです。

②歯磨きが上手くいっていない

大人と比較して、子供一人では歯磨きが不十分になります。必ず仕上げ磨きをしてあげてください。

③間食をする

間食自体に悪影響はありませんが、チョコレートや飴などといった糖質を多く含むものを与えることで虫歯菌は成長し、虫歯になりやすくなります。(間食後も歯磨きをしましょう!)

この3つが乳歯が虫歯になりやすい原因です。

【乳歯の虫歯を放置するとどうなる?】

①他の歯の虫歯のリスクが高くなる

ある歯を虫歯で失っても、虫歯菌まで一緒になくなるわけではありません。
治療せずに放置していると、虫歯菌が多い状態が続き、他の歯が虫歯になるリスクが高まります。

②永久歯への生え替わりに影響する

重度の虫歯によって歯を失ってしまった場合には、永久歯が勘違いをして早くに生えるなどして、歯並びが乱れる原因になります。

また、永久歯の歯の変色の原因になることもあります。

③正しく噛めず顎の発育に影響する

痛みを我慢して食事をするため、偏った咀嚼となり、顎が十分に発育しなかったり、左右の顎のバランスが乱れたりといったことが起こります。

歯並びの乱れ、咬み合わせの乱れ、顎関節症などの口腔トラブルの原因となります。

【最後に】

お子様の虫歯は本当に進行が速いです。特に生え変わりの時期(7歳~10歳)には歯磨きが難しくなり、より虫歯が増える時期と考えられています。

小さな子供にとって歯の痛みや虫歯治療は負担が大きいです。早期発見のためにも定期検診をおすすめします

当院では表面麻酔を用いて出来る限り痛みが無いような無痛治療を行っておりますので、安心してご相談ください。

キッズスペースを完備し、全室個室でベビーカーなども診療室まで入れる設計になっています。

⇓小児歯科に関してはこちら⇓

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