• 2024年7月13日
  • 2024年7月2日

ボトックス治療って?【ボトックス治療のメリットやデメリットなど】

ブログを拝見していただきありがとうございます!

今回のテーマは【ボトックス治療】に関してです。

当院でも2024年7月1日よりボトックス治療を開始いたしました!

最近よくボトックス治療って聞くけど何なの?という患者様は是非ご覧ください。

【ボトックス治療とは?】

ボトックス治療の正式名称はボツリヌストキシン製剤注射治療になります。

ボトックス治療とは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種を緊張している筋肉に注射することで、一時的に緊張をほぐす治療法です。しわの改善など、美容外科で耳にすることが多い治療法ですが、歯科においても「歯ぎしり」「食いしばり」「顎関節症」「口元のしわ」「ガミースマイル」など、様々な症状を改善のためにボトックス治療が行われています。

【ボトックス治療の安全性は?】

ボツリヌストキシン治療は、日本では1996年に眼瞼痙攣の治療のため、2000年には片側顔面痙攣、2001年には痙性斜頸への治療のため厚生局に承認されました。
美容目的のボツリヌストキシン治療は、2002年にFDA(アメリカ食品医薬品局)によって、シワ改善の治療方法の1つとして認可され、現在では70以上の国で導入され、日本の歯科領域でも2011年頃から使用できるようになりました。

なお、ボツリヌストキシン治療に使うボツリヌス菌のタンパク質は、医療用に精製された完全に無毒化されているもののため、人体に影響することはありません。

【ボトックス治療のメリット】

①定期的に注入することで効果持続期間が長くなる

②副作用が起こりづらい

③効果を感じやすい

④施術時間が短い

【ボトックス治療のデメリット】

①一定期間(2かヶ月程度)は投与間隔を空ける必要がある

②アレルギーを起こす場合がある(個人差があります)

③治療が適用できない場合がある

※治療が適用できない方…妊婦の方、授乳中の方/心臓の病気を患っている方/飲酒されている方/施術部位に感染症や傷がある方/体調の優れない方など

【お勧めできる症状をお持ちの方】

①ご家族などに歯ぎしりを指摘されたことがある方

②歯を食いしばる癖がある方

③ガミースマイル(笑った時に上あごの歯茎の大部分が見えてしまう状態)でお悩みの方

④顎関節症の方

⑤あごの梅干しジワが気になる方

⑥エラの張りが気になる方

【ボトックス治療の流れ】

①診察とカウンセリング

まず最初に、患者様の今の状態を診察いたします。
さらに患者様のお悩み、ご希望、ライフスタイルなどについても丁寧にお話を伺います。

②5~10分のボツリヌストキシン治療

ボツリヌストキシンを治療箇所に注射します。針は痛みが少ないよう、細い針を使用しています。注射後にはすぐお帰りいただけます。
※所要時間は目安となります。

③1週間後の再診

ボツリヌストキシン治療の1週間後に、再度ご来院いただき状態を確認いたします。特に問題がない場合は、その後のご来院は不要です。
なお、ボツリヌストキシン治療の効果がなくなってから再度治療をご希望の場合は、改めてご予約をお願いいたします。

【ボトックスの効果の持続期間】

ボトックスの効果には個人差がありますが、3ヶ月~6ヶ月を目安としています。1度打ったからといって、効果が永続的に続くわけではありませんので、歯ぎしり・食いしばり(噛み締め)などがなくなってきたと実感できるまでは、定期的にボトックス注射をすることをお勧めします。

【最後に】

強い食いしばりなどで朝起きたときに顎が痛む、マウスピースを作ったが使えていないなど様々なお悩みがあると思います。また当院では美容の一環での治療は原則行っておりません。すなわち、お口の中にお悩みがある場合の一つの手段として用いることになります。

⇓当院のボトックス治療はこちら⇓

https://realiser-shika.com/botox.html

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