- 2025年7月26日
- 2025年6月10日
デンタルフロスの必要性と正しい使い方ガイド【歯ブラシだけでは落とせない】
練馬区中村橋・富士見台の歯医者・歯科「レアリゼ歯科クリニック」です!
ブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は【デンタルフロスの必要性と正しい使い方】についてご紹介いたします。
毎日しっかり歯磨きをしているつもりでも、実は「歯と歯の間」の汚れまでは落としきれていないことをご存知でしょうか? 歯ブラシだけのケアでは、お口全体の約6割しかプラーク(歯垢)を除去できないといわれています。そこで重要なのが「デンタルフロス」です。
是非ご覧ください!!

【なぜデンタルフロスが必要なの?】
歯と歯の間は、食べかすやプラークがたまりやすい場所です。歯ブラシの毛先が届きにくく、特に歯と歯が接している「コンタクトポイント」は、歯磨きだけでは十分に清掃できません。これらの磨き残しを放置していると、むし歯や歯周病、口臭の原因になってしまいます。
デンタルフロスは細い繊維が歯と歯のすき間に入り込み、汚れを物理的にこすり取るため、歯ブラシでは届かない部分まできれいにできるのが特徴です。特にインプラントやブリッジが入っている方、矯正中の方は、フロスの使用がより重要になります。
【デンタルフロスの種類】
デンタルフロスには「ロールタイプ(糸巻き型)」と「ホルダータイプ(持ち手付き)」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の使いやすさや目的に応じて選びましょう。
- ロールタイプ(糸巻き型)
ロールタイプは、自分で好きな長さにカットして使うタイプです。コストパフォーマンスに優れ、歯と歯の間にしっかりフィットしやすいのが特徴です。
・メリット
- 自分の歯並びに合わせて調整しやすい
- コスパが良く、長期間使える
- 歯と歯の接触面をコントロールしやすい
・デメリット
- 両手で操作する必要があり、慣れるまで少し難しい
- 奥歯に届きにくいと感じる人もいる
・使い方のポイント
- フロスを40cmほどに切り、両手の中指に2〜3周ずつ巻きつける。
- 親指と人差し指で1〜2cmほどの長さを持ち、ピンと張る。
- 歯と歯の間にゆっくり差し込み、「C字型」に沿わせながら上下に動かして汚れをかき出す。
- 一つの歯間が終わったら、きれいな部分にずらして次の歯も同様に清掃する。
- ホルダータイプ(持ち手付き)
ホルダータイプはフロスがあらかじめY字やF字のフレームに装着されているため、片手でも簡単に扱え、初心者でも使いやすいのが魅力です。Y字型は奥歯向け、F字型は前歯中心に使いやすい形状になっています。
・メリット
- 初心者でも使いやすく、奥歯にも届きやすい
- 片手で操作できるため、フロスに不慣れな方やお子様や高齢者にもおすすめ
- 使い捨てタイプで、衛生的
・デメリット
- ロールタイプよりややコストがかかる
- 汚れた部分を交換できないため、1回使ったら捨てるのが基本
- 歯の形に完全には沿いにくいこともある
・使い方のポイント
- 持ち手をしっかり握り、フロス部分を歯と歯の間にゆっくり差し込む。
- 糸を歯の側面に当て、上下に動かして汚れを取る。
- 全ての歯間を1本ずつ丁寧に清掃する。
【デンタルフロスはいつ使うのがベスト?】
基本的には1日1回、就寝前の使用が最適です。夜間は唾液の分泌が減り、むし歯や歯周病菌が繁殖しやすいため、寝る前にお口を清潔に保っておくことが大切です。もちろん昼間に使っても問題ありませんが、継続できるタイミングで習慣化するのが理想です。
【最後に】
今回は【デンタルフロスの必要性と正しい使い方】についてご説明しました。歯の健康を保つには、歯の健康を保つには、歯ブラシに加えてデンタルフロスを使ったセルフケアが欠かせません。歯と歯の間の汚れをしっかり取り除くことで、むし歯や歯周病、口臭を予防できます。ロールタイプとホルダータイプにはそれぞれ特徴があり、自分に合ったフロスを選ぶことがポイントです。使い方を正しくマスターし、日々のケアを効率よく行いましょう。
お口の中で気になることがございましたら、お気軽に練馬区中村橋・富士見台の歯医者・歯科「レアリゼ歯科クリニック」にご相談ください!!
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