• 2025年5月31日
  • 2025年5月14日

虫歯になりやすい人となりにくい人【何が違うのか?】

練馬区中村橋・富士見台の歯医者・歯科「レアリゼ歯科クリニック」です!

ブログをご覧いただきありがとうございます!

今回は【虫歯になりやすい人となりにくい人の違い】についてご紹介いたします。

「毎日きちんと歯磨きしているのに、どうして虫歯になるんだろう?」そんな疑問を感じたことはありませんか?実は、虫歯になりやすいかどうかには、磨き方だけでなくさまざまな要因が関係しています。

是非ご覧ください!!

【遺伝も影響?歯の質の違い】

まず注目したいのは、「歯質」の違いです。歯の表面を覆うエナメル質の強さには個人差があり、遺伝的にエナメル質が薄かったり酸に対して弱い歯質を持っていたりすると、虫歯になりやすくなります。

たとえ歯磨き習慣が同じでも、エナメル質が弱ければ虫歯菌の出す酸に負けやすく、虫歯ができるスピードも早くなることがあります。逆に、丈夫で厚みのあるエナメル質を持っている人は、虫歯になりにくい傾向がありますが、油断は禁物です。

【歯並びが悪いと磨き残しが増える】

歯並びも、虫歯のリスクに大きく関わっています。歯が重なり合っていたり隙間が狭かったりする場合、歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが残りやすくなります。特に奥歯や歯と歯の間は磨きにくく、プラーク(歯垢)がたまりやすい部分です。

歯並びが整っている人に比べて丁寧なケアが必要になるため、少しでも磨き方にムラがあると虫歯リスクが高まります。このような場合は、矯正治療によって歯並びを整えることで、虫歯の予防効果も期待できます。

【磨いているつもり、と実際に磨けている、は違う】

「歯磨きは毎日しているから大丈夫」という方でも、実際には磨き残しが多くなっていることがあります。特に自己流の歯磨きに頼っていると、磨きにくい箇所に汚れが残り続け、虫歯の原因になるのです。磨けていない箇所を知るためには、歯科医院でのブラッシング指導や染め出し液を使った磨き残しのチェックが有効です。正しい磨き方を身につけることで、今よりもっと虫歯になりにくい口腔環境を手に入れることができます。

【食生活が左右する糖質の摂り方】

虫歯菌は、食べ物に含まれる糖質を栄養源として酸を作り出します。この酸が歯を溶かし、虫歯の原因となるのです。そのため、糖質の摂取量が多い人や、甘いお菓子やジュースを頻繁に摂る人は、虫歯になりやすくなります。

また、糖質の「摂取回数」も重要です。たとえば、一度にお菓子をまとめて食べるのと、少しずつ何度も食べるのでは、後者のほうが長時間にわたって口の中が酸性状態になりやすく、虫歯のリスクが高まります。

【間食の習慣が虫歯の原因に】

間食が多い人も注意が必要です。口の中は、食事のたびに酸性になり、その後唾液の働きで中性に戻ります。しかし、間食を繰り返すと唾液による中和が追いつかず、口の中が常に酸性の状態になったままです。この状態が続くと、歯の再石灰化が追いつかず、虫歯ができやすくなります。特にダラダラ食べる習慣のある人や、飲み物を頻繁に口にする人は注意しましょう。

【唾液の量と質も見逃せないポイント】

唾液には、虫歯を防ぐためのさまざまな働きがあります。食後に酸を中和したり、歯を修復(再石灰化)する成分を含んでいたりするため、唾液の分泌量が少ない人は虫歯リスクが高まります。

唾液は加齢やストレス、薬の副作用などによって唾液の分泌量が減少することもあり、特に40代以降の大人は注意が必要です。口の中が乾きやすい、ネバつくといった自覚症状がある場合は、歯科医院で相談することをおすすめします。

【最後に】

今回は【虫歯になりやすい人となりにくい人の違い】についてご説明しました。虫歯になりやすいかどうかは、単に「歯を磨いているかどうか」だけでは判断できません。歯の質、歯並び、磨き方、食生活、唾液の状態など、さまざまな要素が複雑に関わっています。自分のリスクを正しく知り、虫歯を予防するために、日々のケアを見直していきましょう。

お口の中で気になることがございましたら、お気軽に練馬区中村橋・富士見台の歯医者・歯科「レアリゼ歯科クリニック」にご相談ください!!

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