• 2024年5月11日
  • 2024年6月9日

ブリッジって実際どうなの?【ブリッジの利点と欠点・長持ちさせるためには】

ブログを拝見していただきありがとうございます。

今回のテーマは【ブリッジ】についてです。

歯を抜いたあと、抜いた部分に入れ歯をするのかブリッジにするのかインプラントにするのか悩んだ事ありませんか?

そんな今悩んでいる方にも必見の内容になっております。

是非ご覧ください!

まず、ブリッジ治療に関して説明致します。

【ブリッジ治療とは?】

ブリッジ治療とは無くなった歯の両隣にある歯を土台として、橋をかけるように真ん中の歯を支える治療方法です。無くなった部分には人工の歯が入るため、自分の歯に近い感覚を取り戻すことができます。

また、入れ歯と違って取り外す必要がなく、インプラントのように外科治療をしないため、身体に優しい治療法とも言えます。

全身疾患を持っており、外科手術が出来ない方や、インプラントに抵抗がある、怖いと感じている方でも安心してブリッジ治療を受けることができます。

【ブリッジ治療の利点】

①自然な見た目を回復することができる

人工の歯は元の歯の形状や色に合わせて作られるため、まるで本物の歯のように見えます。

注)保険適応の場合は銀歯になる部分もあるため、事前にどこの歯が銀歯になるのか担当医と相談が必要です。

②違和感、異物感が少ない

ご自身の歯にしっかり取り付けられるため、咬む力が均等に分散され、日常生活での機能を回復させることができます。

③メインテナンスがしやすい

ブリッジは入れ歯のように取り外す必要がないため、他の歯と同じように歯磨きやフロスなどでお手入れすることができます。人工歯と歯ぐきの間に汚れが溜まることがありますが、歯間ブラシなど適切な補助用具を上手に使いこなすことで清潔に保つことが可能です。

④手術の必要がない

インプラントの様な外科的な処置は原則必要ありません。

⑤治療期間が比較的短い

ブリッジに関して、土台の歯に問題がない場合は最短2回で治療が終了致します。

⑥保険が適用できる

3割負担の方で3本おおよそ20,000円になります。(保険改定で年に数回費用が変わる事がございます。)

【ブリッジの欠点】

① 健康な歯を削る必要がある

健康な歯に大きな負担をかけてしまい、歯の寿命が短くなる可能性があります。また、歯の角度によっては便宜的に神経を取る場合もあります。その場合はより歯の寿命は短くなります。

② 土台となる歯の虫歯リスクや歯周病リスクが高まる

象牙質が露出することや、被せ物と歯との隙間から虫歯になる可能性があります。また、メインテナンスを怠る事で歯周病のリスクも上がる可能性があります。

③土台となる歯が健康でない場合、ブリッジが出来ないことがある

土台となる歯が極端に少なかったり、歯周病にかかっていたりした場合はブリッジの土台として適切ではなく、ブリッジ治療が出来ない場合があります。

【ブリッジ治療成功のポイント】

①土台となる歯がしっかりしている事

上記でもお話した様に土台がしっかりしていないとブリッジは歯ごとすぐにダメになる可能性があります。担当医としっかり相談し、ブリッジが出来るか出来ないか設計を見極めてもらいましょう。

②素材に合った接着材を使用する

歯科の接着は接着する材質によって種類があります。適切な接着操作を行う事でブリッジの寿命は大きく変わります。

③定期的なメインテナンスを行う

ブリッジ治療が完了したら全ての治療が終了ということはなく、より長持ちさせるためにはメンテナンスが欠かせません。また、歯が連結しているため、通常のフロスが通せなくなります。ブリッジ用の歯間ブラシを使って歯の周りを清掃することが大切です。歯と歯ぐきの境目に汚れが残っていると、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。自分では磨いているつもりでも実は磨けていないと言う事が多いかと思います。お家でのセルフケアはもちろんのこと、歯科医院でドクターや衛生士による定期的なメインテナンスを受けることも重要です。

【ブリッジの素材】

①金銀パラジウムブリッジ

保険用のブリッジで用います。一般的に銀歯と言われるのはこの素材です。基本、奥歯(第2小臼歯以降)の歯に対して用いる事が一般的です。経年的に銀がすり減り、歯茎にメタルタトゥーと言う黒い着色が着くことがあります。また、すり減りにプラークが付着する事で歯周病や虫歯の原因になる事があります。

②レジン前装ブリッジ

保険用ブリッジで用います。主に前歯部に対して使用します。先ほどの金銀パラジウムブリッジ同様、銀を用いているため、歯茎の着色が起こる可能性があります。また、表面に貼り付けられているレジンは特性上、経年的に水分を吸収して着色していきます。固いものを咬むことによってレジン部分が剥離、脱離することがあります。

③ゴールドブリッジ

自費治療で用いるブリッジであり、名前の通り金歯のブリッジです。金歯はやわからく、伸びが良いため、歯に対して1番良い素材だと言われております。見た目を気にせず、歯を守りたい方にはピッタリな素材になっております。

④セラミックブリッジ(e-MAX)

自費治療のブリッジになります。e-maxは、セラミックの中でも審美性が特に優れている素材です。透明感が高く、天然の歯以上に美しい仕上がりを目指すことができます。特に前歯部のブリッジに最適です。

⑤メタルボンドブリッジ

自費用のブリッジになります。メタルボンドとは内面に金属、表面にセラミックを用いる事で審美性を向上させるブリッジです。セラミック単独では強度が足りない場合などに用いる事もあります。

⑥ジルコニアブリッジ

こちらも自費用のブリッジになります。人工のダイヤモンドとも言われるように、ジルコニアはセラミック系素材の中でも圧倒的に強度があり、また色も白く審美性が高い事が特徴です。銀歯と比較しても非常に目立ちにくが特徴です。天然の歯と見分けがつかないほど美しく加工もできるようになり、前歯部、臼歯部問わず活用出来ます。

【最後に】

今悩んでいる方、治療を受けようか迷っている方、見てくださった方の少しでも知恵、解決に繋がれば良かったです。

しかし、これだけは忘れて欲しくはありません!!

ブリッジ、入れ歯、インプラントどれを選んでも、治療後のメインテナンスは不可欠です!!

もちろん素材を自費治療のセラミックやジルコニアにしたとしても同じ事が言えます。

しっかりと清掃し、きれいな状態を維持できれば、長く使い続けることができます!!

歯を失って悩んでいる方はお気軽にご相談下さい!!

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