• 2024年7月27日
  • 2024年7月11日

セラミックとジルコニアの違いって何?【セラミックとジルコニアの特徴・メリットとデメリット】

ブログを拝見していただきありがとうございます。

今回のテーマは【セラミックとジルコニア】になります。当院でもセラミックとジルコニアを両方取り扱っていますが、そこには素材自体の差や適応があります。

しかしながら、素材の差をしっかり説明されたことありますか?

セラミック=ジルコニア=白い歯というイメージだけで選んでしまうと失敗することもありますので2種類の特性やメリット・デメリットなどをお話しします。

【セラミックとは?】

セラミックは陶材やガラスに似た成分です。

強度に関してはジルコニアに劣りますが、天然の歯に近い色調のや透明感を再現できます。また、セラミックは汚れがつきにくい材質となっており、周囲を清潔に保つことができ、歯周病の予防やブラッシングを容易にします。

【ジルコニアとは?】

ジルコニアは二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドともいわれています。

ジルコニアは主に宝飾品に使用されています。人工ダイヤモンドと呼ばれることから強度と耐久性があります。また、他のセラミック治療と同様に審美性に優れていて従来金属を用いていたブリッジなども金属を使用せず、かつ美しい歯を作ることが可能になりました。金属を使わないことからアレルギーの心配もありません。

【セラミックのメリットとデメリット】

メリット

・天然歯に馴染みやすい

審美性の高い前歯の修復などに用いることがおすすめです。

デメリット

・強い衝撃には弱い

ブリッジなどの多数歯に用いると連結部が破損する恐れがあります。

・歯を多く削る必要がある

強度を保つためにセラミックの厚みを確保する必要があるため歯を多く削る必要があります。特に神経の生きている歯などは気を付ける必要があります。

【ジルコニアのメリットとデメリット】

メリット

・強度に優れている

ジルコニアは非常に硬く、耐久性に優れた素材です。また、ジルコニアは耐摩耗性にも優れており、長期間使用してもほとんどすり減りません。そのため、奥歯やブリッジに用いることが多いです。

・歯を削る量が少ない

強度があるため薄く製作することで、ご自身の歯の切削を最小限にとどめることもできます。

デメリット

・透明感は出せない

ジルコニアは強度面で優れているものの、セラミックに比べて天然歯の質感や色を完璧に再現するのは難しいです。ジルコニアは透明感が出せず色が白すぎることもあり、周囲の歯と比較すると、目立ってしまう可能性があります。

そのため当院では内面がジルコニア、表層をセラミックにするレイヤリング方式のものも導入しております。

【最後に】

まとめると審美的な部分を優先する前歯にはセラミックがおすすめで、咬合を優先する奥歯にはジルコニアが良いという見解になります。しかしながらお口の中にはかみ合わせや歯ぎしりなど様々な問題がある場合もありますのでその部分も考えて被せ物は選びましょう!!

セラミックやジルコニアなどお気軽にご相談下さい!

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