- 2025年12月13日
- 2025年10月28日
ダイレクトボンディングの方法と手順について

練馬区中村橋・富士見台の歯医者・歯科「レアリゼ歯科クリニック」です!
今回は患者さんからも質問の多いダイレクトボンディングの処置方法についてです!
実際に治療を受けた患者さんからどうやったらそんなに歯みたいに作れるの?という歯科医師としてありがたい質問をいただくため、今回、説明してみようと思います!
以前にダイレクトボンディングの構造や利点、欠点などについては説明しているので、是非合わせてご覧ください!
【ダイレクトボンディングの方法】
まずはこのように前歯をぶつけて折れてしまった患者さんがいたとします。

歯が半分無くなってしまっているような状態です。
まずは、歯の色合いを決めるため、何種類かのコンポジットレジンを反対の歯に貼り付け色を見ていきます。歯には内面に象牙質、外面にエナメル質があるため個人個人の色に合うものをセレクトしていきます。

色が決まったら最終的に横の歯と同じように治るようある程度形を決めて、裏のバックウォール(エナメル質)を作ります。

その後隣の歯とくっつかないように隣接面を作成していきます。

これで外枠(エナメル質)の外形は再現出来てきました。
その後、内側にある象牙質を再現していきます。外枠と違い内面は色の濃さが重要になってきますので、先ほど合わせた色を層にして盛っていきます。

内面の色が決まったら、あとは歯の先端の色合いに合わせて構造を整えていきます。


歯の先端にはマメロンという突起が存在してるので、その形態を横の歯と同じように再現します。
そして最後に外面のエナメル質を再現していきます。

この状態が詰め終わった直後です。
しかしながら横の歯と比べ艶が無く、表面の形態がまだはっきりしていないので、形態を修正し、綺麗に研磨していきます。

歯の表面は真っ平では無く少し凸凹しているので、そこも再現し、終了となります。
あれだけ無かった歯がまるで元々あったかのように再現できる、これがダイレクトボンディングの凄いところです!!
また、治療時間は1時間〜1時間半ほどになり、即日で治療が終了になります。(基本的には、初診時に資料取りが必要になるので、2回目で完成という形になります。)
注)ダイレクトボンディングはどの歯にも適応可能というわけではございませんので、必ず一度歯科医院にてご相談ください!!
⇓ダイレクトボンディングに関してはこちら⇓
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⇓ダイレクトボンディングをもっと詳しく知りたい方はこちら⇓
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