矯正歯科は、「悪い噛み合わせ」や「不適切な歯並び」を専門に扱う診療科です。ワイヤーなどの矯正装置を用いて、歯に一定の力を加えていき、正しい位置まで歯を動かしていきます。これにより、上顎と下顎の歯並びを整え、正常な噛み合わせにします。最近はマウスピースによる矯正も広がっています。当クリニックでは、小児矯正から成人矯正まで行っております。
歯並びが悪いと、ブラッシングで磨き残しが起こりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、噛み合わせも良くないため、咀嚼機能にも支障をきたし、胃腸に負担がかかります。このほか、顎関節症や片頭痛、肩こり、腰痛の原因ともなり、精神面に悪影響が及ぶことも少なくありません。歯科矯正により、こうした悩みの解消が期待できます。
ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを使った治療法であり、以前から広く行われてきました。歯の表面にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して力を掛けます。これにより、少しずつ歯を動かしていきます。なお、ワイヤー矯正は歯にブラケットを付けなければならないため、見た目を気にされる方もいらっしゃいます。そのため、当クリニックでは、金属製のブラケットだけでなく、透明なプラスチックなどを用いることもあります。このほか、歯の裏側に付ける治療法もありますので、患者様とも相談しながら決めていきます。
マウスピース矯正は、文字通り透明なマウスピースを歯列に被せることにより、歯を移動させていく歯列矯正法です。専用の歯科医療機器によって患者様の口腔内を撮影します。そのデータをもとに20~60個のマウスピースを製作します。このマウスピースを段階的に装着することによって、歯を少しずつ動かしていきます。ワイヤーやブラケットを使用しないので、装着しても目立ちません。ご自身で着脱可能なのも大きな特徴です。食事や歯磨きもいつも通りに行えます。
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小児矯正には、顎の骨のバランス・大きさを整える「一期治療(骨格矯正)」と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える「二期治療(歯列矯正)」があります。このうち一期治療は、顎の骨がまだ軟らかく、これから成長していく12歳頃までに行います。この段階で顎の骨を整えることにより、永久歯がきちんと生えやすくなります。また、二期治療ではワイヤーやブラケットによる矯正などを行います。矯正治療が終了したら、保定装置によって後戻りを防ぎます。
治療内容の概要 | 小児矯正 歯並びを治したい |
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治療にかかる期間 | 3~4年 |
治療にかかる費用 | 440,000円~880,000(税込・別途調整費あり) |
副作用やリスク | 小児矯正のみで改善しない場合がある。その場合、成人矯正に移行する場合がある。 途中で中断すると効果が得られないことがある。 |
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